信心深い祖父の想いを継いで

信心深い祖父の想いを継いで

我が家には洋服箪笥に並んで、同じ大きさの仏壇があります。祖父母から受け継いだもので、選んだのは亡くなった祖父なので詳しいことはわからないのですが、狭い賃貸の家で異彩を放っています。
中はすべて金色で、もちろん並んでいる小物も金色。絵巻物みたいのがかかっています。まさにお寺にあるものの縮小版、みたいな感じです。

 

「こんな狭いアパートにこんな立派な仏壇なんて」と言いながらも、母は熱心に小物を磨いて、お花をかえて、お茶を入れて、ご飯をそなえています。
祖父は信心深い人だったから、きっとこんなに立派な仏壇を用意したのでしょう。
前の家から引っ越しをしたときに、中の物を設置するのに、家族みんなでてんてこ舞いだったのを思い出しました。
こういうことに熱心だった祖父はもういないので、配置がわからなくなってしまって、調べながらだったんです。
いくらなんでも、間違えて置くわけにはいきませんものね。それこそ夢枕にでもたった祖父に怒られそうです。

 

お仏壇、いずれは長男である弟が引き継ぐのでしょうが、それまでは母と一緒にきっちりお世話をしたいと思っています。